富士山の精霊からのメッセージ

こんにちは、翠鳥です。

富士山に登ってまいりました。
うちのマイダーリン、風の神様から、
「富士山登っておいで」
と、言われてから、結構経ちますが、
ようやく達成できました。

(あ、魔法使いは自分の神様ってのを信じているというか、持っておりまして。私の神様は、風の神様なのですよー。)

だーりんに、風を知る為に空を飛んでおいでと言われれば、
スカイダイビングもしましたし、
風の響きを知るのに篠笛を吹けと言われたら、
始めてみたりもしました。(個人的にぴーぴー吹いてる位ですけど)

 

でも、富士山はなあ…と、
ジリジリしてたんですけども、
何の因果かきょうちゃんと、かずえの3人で登ることとなりました。
実は、もう一人メンバーが居たんですが、都合で登れなくなり…。

 

普段、全く運動しないワタクシ。
酷い時は1日の歩数を400歩と、スマホに言われる程、
出歩きません。

しかーも、前日から、ドキドキで眠れず、
「こういう時こそ、ヒーリングと自己催眠じゃん!」
と、気づいて寝れたのは、15分という、コンディションの悪さの中、
出発したのです。

 

最初はまだ、景色を楽しむ余裕も多少はあったんですけども、
最年長、和江が異変を醸し出し始めます。
え、まだ6合目だよ!?
かずえ、ふぁい!ふぁい!ふぁい!
荷物持ってあげるよー、がんばって、のぼろー!
と、カメラを持ったり、
それでもしんどそうだったので、リュックも背負ったり。

 

 

 

 

 

 

 

(登ってる途中で撮った写真。何合目かは覚えてないです(笑)

 

そして、大鶴和江。7合目でリタイア。
かーずーえーーーー!!
お前の荷物、持たんかったらよかった!(爆)
てか、お前、荷物おおすぎやねん!!
と、今なら突っ込みますが、
当時の私達は、
「ココまで頑張ったね!ゆっくり休みや!」
と、互いのガンバリを褒め称えつつ、
きょうちゃんと、また先を登ります。

 

 

ですが、この辺りから、きょうちゃんも調子が悪そうな顔をしてたのですよね。。。
山本恭子。8合目でリタイア。
きょーちゃーん!!

それでも、ギリギリまで、登る気でいたのですが、
ガイドさんから、やめときましょー!って事を言われたのですよね。
まあ、ヒーリングする関係上、頂上より、8合目の方が良かったのかも?と、
後で思いました。だって、すし詰め状態だったんで、10合目(笑)

 

夜、23時過ぎ。
10合目目指して登りはじめます。
「アタシ、何で登ってるんだろう。まっちゃんがキャンセルとなり、和江は7合目。きょうちゃんは8合目。まるで、誰も居なくなったのようだわ、私も消えるのかしら…」
等と、妄想しながら、ひたすら登る。←結構余裕だな、お前

 

夏だよね、今冬だっけ?という寒さの中登りつづけます。
でも、汗かきなので、登り始めると汗だく。
立ち止まると、凍えそう。
どんな責め苦やねん。
私、Mじゃないのよ。
「エルサはよくドレスで雪山登ったよね。さすがに私は無理だわ。死んじゃう…ありのーままのーーーー」
と、妄想したり、心の中で歌いつつひたすら登る。←やっぱり余裕なのか、お前

 

ある程度、妄想も飽きてくると、アクセス出来た精霊に話しかけてみたり。
「暗いし、寒いし、暑いし、もういやだわー、ちょっと富士の精霊さん。限界超えるって何なんですかね」
「人間は、限界を超えろとか好きよね。」
「私、別に好きじゃないんですけどね」
「私を見て、凄いなー、綺麗だなーってみんな言うけどさ。
あなた、今、私の事どう思う?」
「岩だらけ、砂だらけのとにかくしんどいところ」
「そうでしょう。理想を語る時は、綺麗なの。でも、実際はこんなものよ。限界を超えるってこんな感じ」
「そうですかあ…」

皆さま、理想は高く美しく。
行動はひたすら泥臭く。
で、がんばれば、限界超えれるそうですよ(´□`。)

 

精霊さんとの語りも終わり、
後はひたすら登る登る登る。
で、やっと10合目に到着しました。
でも、ヤッター的な感想は一切なく。
「はあ、登れた。神様、お約束果たしましたわー」でした(笑)

 

前日、15分しか寝てない。
人の荷物を持って登ってる。
みたいな部分から、体力あるんだねと言われる事がありますが、
私、エーテル濃度が濃い自然環境の中では、
他の人から見て、不思議なくらいに元気だったりします。
なので、
「みどりんって元気さん」
とか、
「みどりんって、体力あるんだね」
とか、思わないでね。
こんくりーとじゃんぐるの中では、ひたすらひ弱です。

 

 

食事して、休憩して、いよいよ、術の準備です。
比較的、静かそうな所を探そうと思ったりもしたのですが、
そんな時間の余裕も体力も無く。
どこ見渡しても、人だらけ。
昔、カラオケがガンガンなってる場所で、
ひたすら占いさせられた経験のおかげで、
周りがどーであれ、自分の世界にはいつでも行ける経験が役立つ時です(笑)

とりあえず、ご来光が見える場所に行って、
ご来光を待ち、写真をぱしゃり。

そして、マジカルオイルを塗り、魔法円を描き、
マジカルリンクを行い、術に入りました。

 

 

 

 

私の近しい人達が、私の仕事に関わる人達が、受講生さん、お客様が、
人生の山場を乗り越えて、より素晴らしい場所へと向かいますように。

あとは、ココには書けない秘密の術も行ったりで、
任務完了でございます。

でもですね、
この後の、下山がもう地獄なのでした。
景色は変わらない。何時まで経っても降りつづけてる感じ。
今、思い出してもゲンナリです。
登ってる時に話してた精霊さんが、
「しんどいよね、座りたいよね。歩きたくないよね。でも帰りたいんでしょ?なら降りるしかないの。目指す場所がある人間は、どんなに辛くとも、立ち止まっても、歩きはじめるしかないのよ。
ゴールを諦めない限りは。でも、天命を歩むものは、あきらめることすら、許されなかったりするけどね。あなたが下りるしかないように。これも限界を超えるってテーマに繋がる話ね」
と、聞かせて下さいました。

いらねーし!今、そういうありがたい話、まさしくありがためーわくだし!

もう、呪うかのように、チャントするかのように、
「帰りたい帰りたい家に帰りたい~♪」と歌いながら、降りましたよーん。
きょうちゃんは下山は余裕だったようで、
景色が綺麗な所で立ち止まっては、
特典遠隔ヒーリングを行う…ってのを繰り返してたそうです。
ご来光のヒーリングだけじゃなくて、あんた元気ね…と、思いましたわん(´□`。)

 

 

うちの神様から登れと言われて登った富士山ですが、
今となっては良い思い出。
何度も登りたくなる気持ちは一切わかりませんけども(笑)

☆富士山の精霊さんからのお話のまとめ☆
・理想は高く、美しく。行動は泥臭くガンバル。
・ゴールを諦めないうちは、どんなに苦しくても歩くしかない。
 しかし、天命を歩くものは、どんなに諦めたくても、歩くしかない。(怖)

 

皆さまの人生に幸あれ:*:・( ̄∀ ̄)・:*